断食ダイエットをすることには、たくさんのメリットがあります。
まず一つ目は、断食することによって内臓をお休みさせることができるので、消化器官に慢性的にかかっていた負担を軽減し、ダメージを修復したり機能をリセット出来る効果がありますね。
消化機能を正常な状態へと近づけることができるので、慢性的な便秘で悩んでいた人は腸の活動が正常になり、腸壁にこびりついていた宿便をスッキリ排出することができます。
1.宿便はどのぐらい体にあるの?
ダイエットの大敵とも言われている宿便は、毎日スッキリしている人でも200ccぐらいは持っていると言われていて、慢性的な便秘の人だと2リットル近くたまっていることもありますね。
2リットルの便が腸壁にベッタリとヘドロのようにこびりついているわけですから、これをすっきりと排出するだけでもお腹周りがずいぶんスッキリするものです。
もちろん、排出した分、体重もスッキリと減らすことができるので、体型もスリムになって体も軽くなり、一石二鳥の効果が期待できます!
2.何日断食すればよいの?
それでは、どのぐらいの日数を断食すれば、頑固な宿便をすっきりと排出できるのでしょうか?
便秘の度合いや消化機能のダメージ具合によっても、どのぐらいの日数で腸の働きが正常な状態へと改善されて宿便がスッキリできるかは異なりますが、目安としては断食を始めてから7日間~2週間ぐらいと言われていますよね。
ただし、この期間は水以外には何も食べないというわけではなく、消化しやすいドリンク状にした栄養成分はキチンと摂取することが必要ですね。
例えば、緑黄色野菜をミキサーにかけて手作りしたグリーンジュースでも良いですし、市販の青汁や酵素ドリンクを活用するのも良いですね。
ミネラルやビタミンなど、生命活動に必要な栄養成分をしっかり摂取するだけでなく、腸内に入ると水分を吸収して膨張し、腸壁にこびりついている宿便を絡み取って排出する作用を持つ食物繊維もたっぷり摂取したほうが、素早くスッキリできる効果につながります。
3.より効果を感じられる断食方法とは?
また、断食期間中にできるだけ早くスッキリするためには、たっぷりと水分補給をすることも必要です。基本的に、水分補給は水となりますが、ビタミンCが多く含まれているレモンやグレープフルーツを絞ったジュースを手作りするのもおすすめです。
ビタミンCは腸内に入ると、腸を刺激して活動を活性化する働きがあるので、こびりついた宿便をスッキリ排出しやすい腸内環境を作ることができます。
断食中には、基本的には糖質と脂質は控えなければいけないので、ビタミンCを多く含むフルーツと言っても、甘みのあるオレンジなどは控えたほうが良いでしょう。
レモンやグレープフルーツは甘みが少ないので断食中でも安心ですが、市販のジュースだと糖質が入っていることが多いので、できるだけ新鮮なフルーツを絞ってジュースにするのが効果的です。
酸っぱいフルーツが苦手な人は、緑黄色野菜でもビタミンCは豊富なので、野菜から摂取するのももちろんOKです。