生理中の断食ダイエットは効果がない?


食事量をぎりぎりまで減らす断食ダイエットは、だれでも効率的に体重を落とすことができる上に、美肌や便秘解消などさまざまな効果があるため、ここ数年人気の高いダイエット方法です。
 

しかし、この断食ダイエットをしても体重を減らすことのできない時期というものがあります。それは、女性の生理中です。
 

1.生理中に体重が落ちない原因とは?

 

ではなぜ生理中は体重が落ちないのでしょうか?生理中に体重が落ちない原因、それは黄体ホルモンの分泌量が増えるためです。黄体ホルモンの分泌は、生理が始まる約2週間前から増え始めます。
 

黄体ホルモンの分泌が増えると、体は出血によって栄養が不足することを補うために代謝を低下させ、体内に栄養素や水分を蓄えようとします。そのため、生理前には体重が落ちにくく、逆に体重は増えやすくなります。
 

ただし、体重が増えると言ってもそのほとんどは水分であって、脂肪が増えるというわけではないので安心してください。
 

2.生理中に断食してもよい?

この体重の増えやすい時期に断食ダイエットをしても、あまり効果は出せないでしょう。では、体重が増えやすい時期はいつからいつまでなのでしょうか。それは排卵後から生理前の期間です。
 

この期間は人によって違うので具体的に何日間、ということはできませんが、生理周期が28日の人の場合は14日目あたりが排卵日となります。
 

では、逆に一番痩せやすい時期はいつなのでしょうか?生理が終了してから排卵日にかけては、最も痩せやすい時期です。この時期には卵胞ホルモンの分泌が増えていきます。
 

卵胞ホルモンは、自律神経を活性化させたり血行を促進させたりという働きがあります。このホルモンが分泌されることによって、代謝が促進されて体中が活性化されるため、この時期にダイエットをすれば効率的に体脂肪や体重を落とすことができます。
 

このように女性には、痩せやすい時期と、どんなにがんばっても痩せにくい時期というものがあります。しかし、痩せにくいからと言って生理中に極端な断食をするのはやめましょう。
 

ただし、少しでも体重を増やさないように対策することはできます。
 

例えば、食べ過ぎないように、少量の食事をよく噛んで食べるようにする、体を温めて血行を促進させ、むくみを防止する、利尿作用のある食べ物を積極的に食べて、水分が溜まるのを防止する、などです。
 

3.いつ断食をすればよいの?

 

また、生理が終わってから1週間ほどは最もダイエットの効果が出やすい時期なので、この時期を利用して、以下のようなスケジュールで断食ダイエットを行うのがいいでしょう。
 

生理終了日から3日目までは準備期間として徐々に食事の量を減らして、断食の準備をします。例えば、朝食、昼食は普段の量の7分目程度、夕食は酵素ドリンクなどに置き換える、などです。
 

4日目から6日目までは、断食期間として、3食すべて酵素ドリンクや野菜ジュースなどに置き換えます。7日目から8日目までは、回復期間として徐々に通常の食事に戻していきます。
 

初めのうちは重湯やおかゆなど、それから消化のよい食べ物や油分の少ない固形物を取り入れていくという方法がいいでしょう。