断食後に下痢に!考えられる理由を教えて!


断食期間が終了すると、体を普段通りの状態に戻していく期間がスタートします。断食後の身体に負担とならいように重湯などを食べて胃に固形の食べ物を入れていくのですが、身体を回復させるために食べるので『回復食』と言われています。
 

回復食をスタートさせると、体にさまざまな異変が現れるようになります。『好転反応』と呼ばれる現象です。
 

1.好転反応とはどんなもの?

 

好転反応は、断食によって身体がリセットされ健康な状態、良い方向に戻っていくときに現れる身体の反応です。症状の出方は人それぞれ違います。症状が重い人もいれば、軽い人もいますし症状を全く感じない人もいます。
 

症状の内容も人それぞれで、頭痛や肩コリになる人がいれば、便秘や下痢になる人もいるのです。断食を始めるまでに健康な生活を送っていた人は、好転反応の症状が軽いです。
 

反対に、お酒やタバコ、睡眠不足、添加物の多い食事など不摂生な生活を送っていた人は、好転反応が重くなります。
 

好転反応が出ると『私の体質に断食は合わないのではないか?』と思う人もいますが、体質に関係なく断食後に現れる症状なので気にする必要はありません。
 

好転反応は断食をする度に毎回違った形で現れるのです。
 

2.好転反応が出ない理由とは?

 

好転反応が全く出ないというのはまれなケースで、好転反応がない場合は断食の失敗と考えた方が良いでしょう。好転反応の中には辛い症状もありますが、身体の内側に溜まっていた毒素が身体の外に排出されるがゆえに起こっている症状なのです。
 

好転反応は体が健康な状態を取り戻したという反応なので、好転反応が出ない=身体がデトックス出来ていないという証拠と考えてほぼ間違いないでしょう。
 

3.下痢も好転反応?

 

好転反応の症状の一つに下痢があげられます。断食中に下痢になる人もいれば、回復食中に下痢になる人もいます。出るタイミングはさまざまですが、身体の中に溜まっている毒素が下痢として排出されている証拠です。
 

下痢は下痢でも、風邪を引いたときに出る下痢とは少し違います。断食をしたことで体内の毒素が下痢に含まれているので、宿便が下痢状になって出ているのです。
 

出た便の様子を観察すると、色がいつもと違うことに気がつくと思います。下痢の症状と一緒に寒気や頭痛を感じる場合があります。
 

断食によって抵抗力が弱まり風邪を引いたのでは?と思う人も多いですが、断食後の下痢は多くの場合風邪ではなく好転反応による下痢症状です。
 

回復食の選択を間違うことで下痢が起こる場合もあります。断食期間中に休んでいた内臓にいきなり油分の多い食事などを流し込むと、身体がびっくりして過剰な反応をしてしまう場合もあるのです。
 

回復食は胃にやさしい食べ物を少しずつ食べていくようにしましょう。断食後の回復食として一番おすすめなのは、重湯などの胃にやさしく消化の良い食事です。
 

回復食の期間を十分にとって、徐々に身体を通常の食生活に戻していくと、次第に下痢の症状も治まっていくでしょう。