断食中に頭痛がする!対処法を教えて!


断食はダイエットや健康、美容に良いことから近年ブームになっているものです。お金もかけることなく、身体をリセットすることができ、さまざまな健康効果、美容効果が期待できます。
 

ただ、人間が生きていく上で必要となる食事からの栄養素の吸収を一定期間断つのですから、何の知識もなしに取り組むのは大変危険です。断食中に現れる断食反応や回復食中に現れる好転反応と呼ばれる不快な症状が現れることが多いからです。
 

どのような症状が現れるかは人によってそれぞれですが、反応が起こったときのための正しい対処法を持たずに断食に取り組むことはやめましょう。
 

1.断食を行うメリットとは?

 

乱れた食生活や生活を送っていると、身体に本来備わっているはずの解毒機能が低下してしまいます。
 

脂肪には食品添加物や薬品など有害なものが蓄積されるのですが、断食をするとこの有害なものが蓄積されている脂肪が燃焼されるため、脂肪燃焼効果はもちろん、身体のデトックス効果が得られます。
 

断食により内臓がリセットされると腸内環境が整います。断食後の回復食期間に腸内に溜まっている宿便が身体の外に排出されるからです。腸内環境が整うと血液中の白血球が活性化されるので、免疫力の向上が期待できます。
 

また、善玉菌が優位になることで、便秘や下痢などの腸に関する諸症状も改善することができるのです。
 

2.断食中に体調不良になる理由とは?

 

脂肪は、体内に炭水化物がない状態で燃焼されてしまうと不完全燃焼を起こしてしまいます。そして、身体の中で『ケトン』と呼ばれる物質を生成してしまうのです。人間の身体は弱アルカリ性なのですが、ケトンは酸性の性質を持っています。
 

酸性物質が体内で増えていくと、排出しようと身体の防御作用が活発に働きはじめるのです。排出しようとする過程で胃酸も多く分泌されてしまい吐き気が現れることがあります。
 

ケトンは断食中に脳を活動させるためのエネルギーになるのですが、脳はケトンに慣れていないために拒絶反応を起こしてしまうのです。この拒絶反応が頭痛として現れます。
 

また、断食中に身体の水分が抜け、血流が少なくなるため脳貧血を起こすことがあります。めまいとして症状に現れるため、低血糖と勘違いする人も多いですが、低血糖ではありません。
 

このように断食中に起こる体調不良を断食反応と言うのですが、断食反応ではない危険な症状が起こる場合もあるので、何の知識もなしに断食に取り組むのはとても危険なことなのです。
 

3.断食中に頭痛が起きたらどうする?

 

断食が原因で頭痛が起こってしまったなら、脳への栄養補給が必要となります。断食中に頭痛が起こったら脳への栄養となる糖分を摂取しましょう。しかし、急激に糖分を補給すると血糖値の急上昇、急降下の原因になるので注意が必要です。
 

一番良いのは精製されていない糖分、ハチミツを少量食べることです。ミネラルも豊富な上、適度な糖分ですので断食中にぴったりです。体内に吸収の早いスポーツドリンクや果物による糖分摂取は避けましょう。