断食の効果は医学的に証明できる?

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食事をとらないことに不安を覚える人も多いのではないでしょうか。人間の基本は、衣食住。人間の基本欲求は、性欲、食欲、睡眠欲。これらの基本にあてはまる食を抜くことに抵抗を感じる人も多くいるように思います。
 

1.断食の歴史とは?

 

断食は古く昔から行われてきているものです。イスラム教のラマダンは、紀元前から行われてきているし、仏教徒が多い日本ではお釈迦様のために断食を繰り返してきました。
 

そもそも、今のように食生活が整っていない時は1日3食食べていなかった時もあるし十分な食事をとれなかった時もあります。
 

このように過去の食生活や断食事情をみてみても重大な事故や事件が存在しないことから、食べないことに関する危険性の低さは認識されるように思います。
 

2.栄養学の視点からの断食の解釈とは?

 

ただし、1日3食食べるようになって食事方法や食べれるものが増えてきた昨今、確実に平均寿命が延びているのも事実です。栄養学の観点からすると、断食に対する考え方は否定的な部分があります。
 

それは栄養をきちんと摂取することで人は健康に生活できるという点にあるからです。栄養の中には、脂肪やエネルギーなどは体内で別の形で保存できるものもあります。
 

いわゆる人間貯金です。食べ物が減った時やその栄養がとれなかった時はそこから使うことができます。この仕組みだと、そういったものは多少抜いたとしてもまかなえますよね。
 

しかし、人間には蓄えられないものもあります。水にとけやすい栄養素は吸収する前に排出されてしまいますし、貯蓄できないものは日々摂取しなくてはなりません。
 

栄養学的な観点からすれば、そういったものは定期的に摂取する必要がある、という考え方です。
 

3.医学的には断食は効果あり?

 

では医学的にみればどうでしょうか。確かに栄養学的な見方は非常に重要です。ただし、栄養のとりすぎや偏りによって発生する病気があるのも事実です。昨今問題になっている生活習慣病も食生活が安定した現代に多数発生している病気です。
 

その為、栄養が全てではありません。医学の世界では食事をとらないことは日々行われています。医学の世界では絶食と呼ばれます。手術前後、治療前後、体調によっては食事をとることが許されません。
 

重篤患者も多く扱う病院で絶食が行われているということは、医師などの専門家の監修のもと行う断食は問題がないということがわかるのではないでしょうか。
 

また、医学の世界で食事をとらないことへの効果は証明されています。食事をとらないことで、体に蓄積された脂肪をエネルギーに変換し生き抜こうとします。
 

それだけではなく、生きるために人間がもつ本来の機能である老廃物の排出力や自然治癒力が活性化されます。
 

また、食事をとらず体内環境をリセットすることで体内のバランスが改善し、体だけでなく精神的にも安定したという事例も多く紹介されており、治療にとりいれている施設も多くあります。
 

断食は、医学の世界でもその効果は注目されているのです。こういったことからも断食は健康被害が少ないことがわかってもらえたのではないでしょうか。

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