断食中に出るケトン体!体に悪いものなの?

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断食でダイエットをしていると、「ケトン体」という物質が発生するということをご存じでしょうか。
 

人間の体内においてブドウ糖が足りなくなってきた時に、脂肪酸を燃焼することで、アセト酢酸とβ-ヒドロキシ酪酸で構成される「ケトン体」という物資が作り出されます。
 

肝臓で作られる、脳のエネルギーとなってくれる物質なのです。
 

1.ケトン体はどのように作られる?

 

脳というのは、ブドウ糖をエネルギー源としていて、脂肪酸は血液を通って脳へと行くことができません。脂肪酸を脳では使えないということですね。けれど、ブドウ糖がなくなってしまえば、他に何をエネルギーにすれば良いのかということになります。
 

そんな時に、肝臓において脂肪酸を分解する際に「ケトン体」を作り出すということが行われるようになったということなのです。プチ断食などをすると、体重が減少することや血中の中性脂肪の値が改善するといった効果が認められました。
 

そして、その他にも血中にある「ケトン体」の数が増えたということで、この「ケトン体」が、プチ断食におけるダイエットの大きなポイントになるとも言われます。食事をしないということは、当然糖分も口に入りません。
 

そんな時に、脂肪を分解してエネルギーにできるのが「ケトン体」なのです。
 

2.ケトン体が増えるとどうなる?

 

この「ケトン体」は、人が生きていくための大事なシステムでもあるのです。それでも、ケトン体が増え過ぎてしまうとどうなるのでしょうか?
 

「ケトアシドーシス」といって、身体が酸性になることで意識障害を起こす懸念もあるのです。それ以外にも、吐き気や頭痛、腹痛を引き起こし、最悪の場合には昏睡状態に陥りかねないのです。
 

代謝も落ちていきますし、ケトン臭という鼻をつくようなにおいを発することもあります。
 

身体で「ケトン体」が使われることは、脂肪が燃焼されますし、メタボリックシンドロームを防ぐ目的やダイエットには、とても効果があるといえるでしょう。それは嬉しいことですよね。
 

3.食事の量を減らすとどうなる?

 

極端な断食をするなどして食事の量を減らし過ぎるというのも、身体には弊害が出る可能性もあるのです。糖尿病になりそうな予備軍の人などは気をつけた方が良いですが、健康な人ならば問題ないといえます。
 

いつもの食事で糖質や炭水化物を摂り過ぎていると思うならば、いきなり減らすよりは、徐々に減らしていくと良いですね。
 

ちなみに、断食や低糖質ダイエットなどでは、脂質のほかにタンパク質もエネルギーとして使用されて減っていってしまいますので、脂肪が減るのに加えて筋肉も減るということも覚えておきましょう。
 

以上のように、「ケトン体」というのは脳のエネルギーになってくれることもありますし、ダイエットには役立つのですが、弊害もあるということをしっかりと理解しておきたいものです。
 

そういったことから、「ケトン体」が増え過ぎない程度に食事を制限していくのが良いということがわかるかと思います。「ケトン体」を上手に利用してダイエットしたいですね。

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